エコピープルDo
エコレポート
  • 2008/01/10
    里山の竹林の整備を取り組み始めての状況とこれからの課題(3)

第2回レポートの同じ表題の「里山の竹林の整備を・・・・これからの課題(2)」では、炭焼きから出る煙の臭いの問題を解決するまで炭焼きを中止しておりましたが、悩みながらも8月になって小型の試作機を作り、効果を確かめた後で、11月に入ってから実用になる「スクラバー」を製作し炭焼きを再開出来ました。前回の報告を読まれた方々からご心配や、お便りをいただきましたが、臭い対策になるユニークな装置を続編としてご報告いたします。

里山(竹林を含めた)の整備の際に炭焼きや竹炭作りで、臭いなど問題がある場合や、煙を浄化したい場合にはこのような「スクラバー」を用いた対策方法も効果がありますので、ご参考にして頂けたら幸いです。

炭焼き稼動中のスクラバー U字型に組み立てた塩ビ管「スクラバー」という装置は主に化学薬品などを使用する生産工程で薬品、ガスや煙などが蒸発し、大気中に排出する際に水などのシャワーを気体にかけて洗浄する装置で、工場の屋上などに塔のようなものが見かけられるものと同じです。よごれた水は排水する前に薬品などで中和やスラッジ汚泥を除去などして処理し排水します。

製作したスクラバーは今回もAさんが中古の塩ビ管や風呂桶を集めてくださいましたので、新たに購入した物は排気フアン、循環水流ポンプやシャワーノズルなどで、工夫しながら大変安く製作出来ました。

一般のスクラバーは煙突のようにI型ですが、2倍の効果を期待して、直径370mm、長さ1.8mの塩ビ管を2本並べてU字型に接続して上端部を密閉して、片側の上部に炭窯からの煙突の末端を挿し込み、もう一方の管の上部に排気フアンを接続して煙をU字管内に通します。2本の管の上部から霧用とシャワー用のノズルをそれぞれ2個ずつ管の中に向けて噴射します。噴射した水は煙を捕らえて風呂桶に溜まります。その水は循環ポンプで噴射ノズルに戻して再利用できるので、水の使用量は風呂桶1/3?1/2程度くらいですみます。

スクラバーの概略図をご参照下さい。

スクラバーの概略図風呂桶に溜まった水は酢酸やカーボンなどの煤(スス)により薄茶色に濁り、桶の底にはタールが沈殿し、スクラバーの効果があることがわかります。桶の水は酸性になるので、シャワー水の消臭効果を上げるために、中和剤を添加し、中和することで消臭効果が良くなっております。

炭焼きは11月から再開できましたので、協力者の方々にお声をかけ、環を大きくしたいと思います。

竹林は冬になっても落ち葉とならずに竹の葉が青々としていますので、夕暮れ近くになると小鳥たちが竹薮に沢山集まって来て、ねぐらになり、暗くなるまで鳥のコミュニケーションの鳴き声がすごいです。

これからも間伐などの竹は竹炭にも利用しながら、平野部の里地が消えていく中で、里山や竹林を絶やさないように、協力者の方々の環を大切にして、自然保護活動をしてまいります。将来は近くの小学校での自然保護や環境問題についての勉強に活用していただけるようにしたいと考えております。

コメント
エコドライブコンテスト入賞●前回報告の関連ですが、セイコーエプソン?の酒田事業所と富士見事業所の品質関係部門では部門長をはじめ90%の方々がeco検定を受検され、2月の発表を楽しみにしているとのことです。
●私たちのインターニックス?八王子事業所ではエコドライブコンテストに参加して入賞しました。
●この冬は「省エネコンテスト」や「家族で省エネ大作戦」に社員が沢山参加するように呼び掛けています。参加者には会社からのご褒美のほかに、竹炭をプレゼントすることにしました。
●私の家庭菜園の一部を狸さんたちが毎夜トイレにしており、糞の小山をみると体調もよく、元気な様子がわかります。夜間に狸のビデオを撮ってみたいと思っています。

この記事のレポーター
関谷庸(ツネ)さん

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