エコピープルDo
2008年9月アーカイブ

最近、山に登って感じたことがある。
櫛形山の案内板080607.jpg一つは、6月に登った櫛形山である。ここは、2000mという高い場所にアヤメの群落があることで有名だ。楽しみにしていたアヤメの花は、アヤメ平に1本もなかった。点々と2m四方くらいの網状の囲いがある。案内板には、「野生動物による食害」と書いてあった。この囲いで、アヤメ再生のための保護を行っているようだ。
丸沼高原高層湿原復元080914.jpg9月に登った白根山では、麓の丸沼高原の高山植物がニホンジカによる食害にあって、保護再生のため電気柵が設けられていた。近くの尾瀬でもミツガシワがニホンジカの食害で減少したのに続いて、ニッコウキスゲやミズバショウも食害が確認されている。林野庁の南アルプス北部の調査では、標高1500~3000mの高山植物がニホンジカによる食害で壊滅し、危機的な状況であると報告している。

一昨年の5月に丹沢の蛭ケ岳に登った。この冬は積雪が多く、ニホンジカによる樹皮の食害が至るところにあり、山道脇では死骸を何頭か見た。シカは、かわいいし、おとなしい。しかし、増えすぎて貴重な植物や農作物に被害が出ている。
▼丹沢のニホンジカ
丹沢のシカ.jpg本来、ニホンジカにはニホンオオカミという天敵がいたが、明治初期に絶滅して以来、シカが増え過ぎないように調節してきたのが冬の厳しさであった。シカにとって厳冬期は、笹も雪の下に埋もれてしまい食べる物が少ない。飢えをしのぐため樹皮を食べる。深い雪は、移動をも困難にし、淘汰されていく...といった生態系のバランスがとれていた。ところが、地球温暖化の進行は、冬季の寒さを緩和させ、積雪も少なくしていった。シカは、簡単に笹を探し出し、餌のある場所や寒さをしのげる場所へ移動できるようになった。このことが、シカを増加させる原因になった。地球温暖化は、こんな所にも影響を及ぼしている。

こうして、温暖化による生態系への異変が、じわじわと私達の周辺から迫っている。二酸化炭素排出を減らすため、できることから始めなければならない。
 
◎「ナルおじさんの地球にやさしいってなあに!」というHPでも紹介しています。 

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【実施概要】
 ・実施場所:八王子大谷緑地(東京都八王子市・北部)
 ・活動日  :2008年6月28日(土)/天気:曇り時々晴れ
 ・参加人数:58名

間伐作業 .jpg【活動内容】
この日は梅雨の中休みでよく晴れ、湿気を含んでいましたが、絶好の活動日和となり、気持ち良く汗を流しました。
間伐の目的は、森林内の立木密度を管理することで、結果として森林の持つ多面的機能を高度に発揮させるための不可欠な施業です。また、下草刈りは、里山管理において非常に重要な作業です。
典型的な雑木林であるクヌギ・コナラ混交林の下草は、このあたりではアズマネザサが優占種で、これをそのままにしておくと親指大の太さの笹が背丈を遙かに越えるくらいに密生し、中を歩くこともままならないことになります。

ここ、八王子大谷緑地は、樹齢8年、20年のコナラやクヌギがあります。この日の環境保全(間伐、及び下草刈り)活動は、NPO緑地サポート八王子の皆さんのご指導を受け、午前中は緑地の観察及び予備伐採のための下草刈り、午後は予備伐採、萌芽が活発な広葉樹を伐採した。翌年には、根株からびっしりと休眠していた芽が萌芽し、生育を始める。これが成長して新たな森林を作るのを期待する萌芽更新(ほうがこうしん)、もやい分けを行いました。
また、6月は新緑の季節でしたので、貴重な植物が生育しているのを見ることができ、それらを刈り取らないように注意して作業を行いました。
雑木林の萌芽更新
萌芽更新.jpg
本人(簡抜前).jpg
緑豊かな自然を残すことは、CO2削減につながり、更に地球環境を守ることにもなります。
間伐、草刈り後、八王子大谷地区の森林はリフレッシュされ、私自身も多少の疲れはありましたが、大変リフレッシュできました。

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県政モニター会議.jpg横浜市のかながわ県民ホールで7月26日に開かれた第1回県政モニター会議に出席しました。
テーマは、「共に支え、共に創る神奈川を進める仕組みづくりを考えよう!」で、県民パートナーシップ条例(仮称)の制定に向けて意見を聞くための会議でした。
会議に先立って、埋め立てなどによって減少したアマモを沿岸自治体、漁業者、NPO法人などと県が協働で再生活動を行っていることが紹介されました。
その一方、都会からボランティアを集めて、地元の住民との関わりもなく、山林の手入れを行っており、持続的な活動になっていない実例など、NPO法人が増加しているにも関わらず、地域住民との「つながり」が希薄であることが示されました。

県は、本条例を制定し、NPO法人と地域住民が協働で問題解決を図る仕組みを作ろうとしています。住民と協働で行っているアマモ再生活動は、大変良い例でした。
アマモは、生き物たちの産卵場であり、保育場であるため、「海のゆりかご」と呼ばれています。それは、二酸化炭素を取り込む光合成を行うばかりでなく、リンや窒素などの栄養塩を吸収し、沿岸の海を浄化して、生き物たちが棲み良い環境を作り出します。県の条例制定と共にアマモ再生の動向についても注目したいと思います。

さて、私が住んでいる近くの小川でも、4年程前からゲンジボタルが戻ってきました。かつては、生活排水で汚れ、不法投棄で電化製品や家具などが散乱していましたが、地域できれいに清掃し、小川の水がきれいになり、川面に草が茂るようになると、上流で細々と生き続けてきたホタルが下流で繁殖するようになりました。今年も、会社の帰りに立ち寄って発生数を数えました。汚染の源を絶つだけで、自然の状態に再生し、生き物たちが戻って来る良い例です。
ゲンコボタルの光数.jpgこの小川には、清流に棲むトンボも沢山います。「ナルおじさんの地球にやさしいってなあに!」というHPで紹介しています。

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NEXCO 東日本グループ初のバイオディーゼル車が登場

バイオディーゼル車.jpg環境に対する意識が高まる中、「天ぷら油で走る車」というのを最近良く耳にします。
ネクスコメンテナンス北海道帯広事業所では7 月から作業用の2tトラック1 台がバイオディーゼル車として活躍を始めました。(左・写真:クリック→拡大)
最も頭を悩ましたのが燃料確保のルート。各方面に問い合わせても『販売できるだけの量はない。』ということで断られていました。

地球防衛商店.jpg最終的に応じてくれたのが、事務所食堂の廃食油の提供でお付き合いのあった帯広市内の『地球防衛商店』というスゴイ名前のお店。地球温暖化を防ぎたい強い思いが伝わってきます。

バイオディーゼル車の排気ガスは天ぷらの匂いそのものだそうです。作業される方の中には「この匂いを嗅ぎながら飯が食える。」という人もいるようですが、長時間トラックの後ろで作業していると胸焼けするそうです。天ぷらを揚げ続けると食べたくなくなるのと同じような感じでしょうか。

環境への配慮は、手間も隙もかかりますがこれからも出来るところから少しずつ様々な取り組みを進めていきたいと思います。

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