ここ最近、環境をテーマとした報道やテレビ番組、情報誌、インターネットサイトが増えている事を感じます。多くの人が関心を持つことを喜ばしいと思う気持ちの反面、私には、より深刻な問題になりはしないだろうかという懸念があります。
メディアでは大抵、環境問題は悪いニュースとして扱われているように見受けられます。「南極の氷が溶けそうだ」「CO2の排出量を抑えなくてはならない」「石油が枯渇しそうだ」等々、悲惨な現状を次から次へと見せつけられ、環境が悪化の一途を辿っているという印象が与えられます。
先日読んだ本の中に、マザーテレサについて触れた部分がありました。彼女は「なぜあなたは反戦運動に参加しないのですか、と聞かれます。私は反戦運動には絶対に参加しません。でも、平和に賛成する運動があれば喜んで参加します。」と語ったそうです。
もはや環境問題に無関心でいることはできませんが、「気にしすぎ」の弊害もあるのではないでしょうか。誰にでも小さな問題や苦手な人がいると思いますが、特定の出来事や人物を気にかける=ネガティブな気持ちを向ける事は、その問題や人物にパワーを与え、より一層大きな存在とする行為なのだそうです。
今、環境問題にも同じ事が言えるのでは、と感じています。
最悪の結末を避けるために行動するのではなく、素敵な未来を思い描くこと、それこそが大切なのではないかと思います。
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