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| ツタの故郷 甲子園球場 |
ところで高速道路の壁面緑化に使用しているツタは、甲子園球場から種子を採取したものであることは、ご存知ですか?
甲子園球場の外壁に植えられているナツヅタは、吸盤により壁面を登ります。高速道路の壁面緑化に採用しているツタ(ナツヅタ)は、その性質を利用して遮音壁の前面を緑化するために、昭和48年に甲子園球場のツタの種子を採取、繁殖させたものです。
今では、甲子園球場由来のツタが各地の高速道路の壁面緑化に見られます。※
高速道路の壁面緑化は、遮音壁の前面やコンクリートの壁面にツタなどの植物を用いて緑化したものです。これにより、コンクリートや金属などの硬い印象を和らげるとともに、ヒートアイランド現象や地球温暖化など環境負荷を軽減させる働きがあります。東京と千葉を結ぶ京葉道路では、全延長のおよそ4割にあたる約12kmに壁面緑化を施しています。
平成16年の東京都の調査によれば、壁面緑化には、壁面温度の低減(最大約10℃)や夜間における壁面からの放熱の抑制などの効果が認められ、ヒートアイランド現象の緩和効果を有することがわかりました。
これからも周辺環境との調和や都市のヒートアイランド抑制など地球環境の保全に向けた道路緑化を充実させて行きたいと思います。
※ ツタは甲子園球場のナツヅタのように落葉するものと常緑のものの二種類があり、それぞれの特徴を活かしつつ地域に合わせた植生を施しています。
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