エコピープルDo
2008年12月アーカイブ

 今回はお喋りのなかから生まれた身近なエコ活動の紹介です。

 毎年秋になると落ち葉に悩まされていた。我が家は道路に面している。道路と言っても生活道路で、車一台が通る程の道であり、道路の向こうは地域のゴミ収集所と畑である。その向こうはちっちゃな里山だ。この里山からの落ち葉がちょっとした風に乗って道路と我が家の側溝、車庫、庭に落ちてくる。

  この落ち葉の量が半端でなく、毎週、毎週休日には朝から落ち葉掃きである。ダイオキシンが出るということでゴミを焼くことは地域で禁止になっているため「燃えるゴミ」の日に有料ゴミ袋に詰めて出していた。落ち葉のために毎週45?ゴミ袋が3袋必要である。我が家が出したゴミではないのに、、、。とは言え、ほったらかしていると困るのは我が家なのだから仕方がない。

  それが、ひょんなことから解消した。ある友人に落ち葉に悩まされていると言う話をしたところ、「私が落ち葉を貰いに行こうか。」と言う。彼女は落ち葉を集めて米糠を混ぜて「腐葉土」を作り、家庭菜園に役立てているのだそうだ。その場で話がまとまり、我が家の落ち葉を彼女に渡すことにした。
 この時から毎週の落ち葉掃きが楽しくなった。落ち葉が「ゴミ」でなく、野菜を育てる「腐葉土」になるからだ。有料ゴミ袋に詰めることもなく、普通のビニール袋に詰めて渡せばいいので有料ゴミ袋を無駄に使うストレスも解消した。

腐葉土づくり-2.JPG 腐葉土づくり-1.JPG

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 地元のイベントに参加して、昼に幕の内弁当を食べながら話題は、「おかずのエビやサケの産地は、どこだろう?」でした。エビは東南アジアが多く、サケは国産と輸入が半分半分で南米のチリ産が多いらしい。日本は食料自給率が低く輸入に頼っているので、世界的な食料危機が起きた時、世界の食料輸出国は、自国の国民を優先し、日本は途端に食料難民になってしまう。そんな話しで締めくくられた。

 日本の食料自給率は、1960年までは78%もあった。しかし、ご飯中心からパン中心の欧米型の食生活に変化が起きたことで食料自給率は低下を続け、先進国の中でも最低の40%にまで落ち込んだ。また、農産物の市場開放による安価な輸入食品の出回りもあった。この間に日本の農村では、農産物の競争力後退、若者の都会流出や高齢化による農業労働力の減少、耕作地放棄による荒廃が起こり、食料生産基盤の脆弱化が進行した。(同じ島国の英国では、1960年までは42%と低い食料自給率であったが、2度の食料危機により国民の食料自給に対する意識が強く、2003年には70%まで回復している。)

食料自給率.gif

 また、食料品を海外から輸入すると、輸送により沢山の二酸化炭素(CO2)を放出する。言い換えれば、私達日本人の多くは、意図していなくても、地球温暖化を促進させてきた食料を毎日食べていることになる。「食料の重さ×輸送距離」で表すフード・マイレージという指標があり、日本は断トツで大きい値である。

フードマイレイジ.gif

 地球温暖化防止のために、家庭で出来る事から始める事柄の中に、省エネ機器の購入、不要な電気は切る、資源とゴミを分ける等があるが、食料品の買い方も、「輸入品をなるべく買わない」、「地元か、近くの産地を選ぶ」というように心がければ、輸送から排出されるCO2の量を減らすことができる。これは、地球にやさしい食料品の買い方だ。皆が実行すれば、日本の食料自給率も上昇に転じ、世界食料危機の不安も緩和していく。

「ナルおじさんの地球にやさしいってなあに!」というHPでも紹介しています。

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バイオマスを活用 セメント工場見学会1.JPG

 日本樹木リサイクル協会の秋季見学研修会として高知県須崎市にある住友大阪セメント 高知工場様にお邪魔致しました。こちらでは木質バイオマスを活用したセメント工場内の発電施設の見学と、カーボンオフセットの売電事例をパワーポイントの資料とビデオ映像にて説明していただきました。

バイオマスを活用 セメント工場見学会2.JPG 地元高知県は同社と、県内の森林再生を支援する「協働の森づくり事業 パートナーシップ協定」を結び、自社プラント内木質バイオマス発電施設で生み出した温暖化ガス排出削減量をカーボンオフセットとして、排出権取引をすることを目指していましたが、このほど首都圏でショッピングセンターを展開する「ルミネ」に販売することが決まりました。

 ルミネは8月から新宿の店舗で社員一人ひとりが目標を設定して温暖化ガスの削減運動を開始、その後不足分を高知県から調達した排出量でオフセットする方針です。高知県としては間伐材、林地残材などを燃料にした温暖化ガス削減を高知県内森林整備の資金獲得に繋げる県の環境戦略が大きく前進したことになります。
 ルミネへの販売は削減量売却の第一号となり、県は今後の購入企業の広がりに期待を膨らませているそうです。

 高知県は、京都議定書の第一約束期間を巡り二酸化炭素削減が国家的緊急課題となり、民間も排出量取引活発化しているなどの背景から、間伐材を石炭代替燃料したことによって得られる二酸化炭素削減量を、県が認証し、削減クレジットを発行する「排出量取引地域モデル事業」を行っています。環境先進企業に削減クレジットを商品として提案するとともに、県独自の排出量取引の制度試行を行う予定です。

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?カーボンオフセット 地域モデル事業

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9月の御殿場:東芝の森、日本自然保護協会主催の自然観察指導員講習会へ参加。雨のなか「自然観察指導員」を目指して参加者みな真剣そのもの。5感を生かした自然観察を学びました。新米自然観察指導員、誕生です。

里山のにぎわいまつり:静岡市でおこなわれた『第6回里山のにぎわいまつり』、19団体が参加。和太鼓のオープニングで『まつり』がはじまり、体験活動・里山作り発表会、農産物・食べ物販売、にぎわいカフェ、ハワイアン・コカリナ演奏会、やまびこ大会などなど。NPO法人しずおか環境教育研究会(エコエデュ)のスタッフとしての初仕事は、『食の広場』焼き芋を焼き、その販売。1箱5キロ、12箱。こんなに買ってくれるのか心配。焼きに焼いて、販売がはじまって約2時間で完売。約3万円の売り上げ。地域と森の仲間の交流は大成功。

森林002.jpg

森林鑑定団:静岡県建設部森林局森林計画室主催、エコエデュ企画・運営。静岡県内の森を訪れ、調べ、魅力を発見するのが『森林鑑定団』。10月?12月に行われ、2009年1月18日に報告会で発表報告。この日、訪れたのは大井川鉄道沿いの川根本町。

最初の水川久保の森は、山田久二さんの森。スギ、ヒノキなどの人工林(樹齢約75年)。沢が流れおちスギが様々な顔をあらわしていた。

次が、大札山。FSC森林認証を取得している町有林と私有林。管理責任者:川根本町長。取得面積:1,465.96ha。FSC森林認証のしくみ、その内容、今後の取組みなど、持続可能な森林管理について学びました。

3つ目が白羽山はばたきの森。白羽山はばたきの森の会員が植栽したスギ、ヒノキの森。
平成12年10月「100年の森を育てよう、山のこと森のこと体験会」が出発となり、現在に至っています。植栽・枝打ち・主伐など体験を通して市民の森作り。

森林006.jpg

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 平成22年春に全国植樹祭が神奈川県で開催されます。
その時植える苗木をどんぐりから自宅で育てています。写真はコナラの赤ちゃんです。小さいけどちゃんとこの季節に紅葉しました。去年の今頃拾ってポットに植えたどんぐりは1年で15cmほどに成長しました。

コナラの苗木.JPG

 自宅で毎日観察していると、森の中で見ても気づかなかった事に気づきます。葉っぱの幅や長さが一本づつ違うのです。人間と同じで個性があります。
  命の尊さに気づきます。
 どんぐり拾いに丁度良い季節です。ポットや土はホームセンターなどで売っているもので育ちます。

  園芸種を育てるのも悪くありませんが、是非自然のどんぐりを葉っぱが出るまで育ててみてください。自然の見方が変わるはずですから。

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イベントブース.jpgのサムネール画像11月22日(土曜)快晴。
楽しく遊びながら環境や自分の健康のことを学ぼう!というテーマのもと、会社主催のイベントがありました。
 プログラム満載で、フリーマーケット・エコ体験コーナー(オーガニック化粧品の試供・丸太切りコースター作り・人力発電で綿あめ作り)・テニスやサッカー教室・体力測定コーナーなどがありました。
リサイクルカイロ.jpg また、日本盲導犬協会・日本がん協会・WFP(国連世界食糧計画)・(財)日本ユニセフ協会・(財)ジョイセフ・ジャパンプラットフォーム・(社)日本ユネスコ協会連盟・WWFジャパンの出展ブースがあり、各団体にまつわるクイズラリーもありました。そこで私はクイズの答え合わせと景品のリサイクルホッカイロを配るボランティアをしていました。子どもから大人まで、関心を持って楽しんでいた印象を抱きました。 

 このイベントを通じて、とりわけ自然環境や貧困・教育などの世界が抱える問題を知る良い機会になったと思います。そのようなことを知っているのと知らないのでは大きな違いがありますが、『知った』という気付き・認識のレベルから次の行動につなげることが最も重要だと考えます。つまり、『イベントに参加した』で終わらすのでなく『始まり』として捉えてほしいです。例えば、自分の興味を持った分野について調べて周りの人に伝えたり、近所のゴミ拾いを自発的にしたり、普段の生活で水の節約を心掛けたりといった小さな行動が大きな一歩になるのではないでしょうか。

 幅広い年代の人達みんなで楽しく取り組めるような活動の場をもっと増やしていくことも今後の課題の一つだと実感しました。

イベント会場.jpg 

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