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エコレポート
  • 地球にやさしい近くの食料品!
  • 2008/12/17

 地元のイベントに参加して、昼に幕の内弁当を食べながら話題は、「おかずのエビやサケの産地は、どこだろう?」でした。エビは東南アジアが多く、サケは国産と輸入が半分半分で南米のチリ産が多いらしい。日本は食料自給率が低く輸入に頼っているので、世界的な食料危機が起きた時、世界の食料輸出国は、自国の国民を優先し、日本は途端に食料難民になってしまう。そんな話しで締めくくられた。

 日本の食料自給率は、1960年までは78%もあった。しかし、ご飯中心からパン中心の欧米型の食生活に変化が起きたことで食料自給率は低下を続け、先進国の中でも最低の40%にまで落ち込んだ。また、農産物の市場開放による安価な輸入食品の出回りもあった。この間に日本の農村では、農産物の競争力後退、若者の都会流出や高齢化による農業労働力の減少、耕作地放棄による荒廃が起こり、食料生産基盤の脆弱化が進行した。(同じ島国の英国では、1960年までは42%と低い食料自給率であったが、2度の食料危機により国民の食料自給に対する意識が強く、2003年には70%まで回復している。)

食料自給率.gif

 また、食料品を海外から輸入すると、輸送により沢山の二酸化炭素(CO2)を放出する。言い換えれば、私達日本人の多くは、意図していなくても、地球温暖化を促進させてきた食料を毎日食べていることになる。「食料の重さ×輸送距離」で表すフード・マイレージという指標があり、日本は断トツで大きい値である。

フードマイレイジ.gif

 地球温暖化防止のために、家庭で出来る事から始める事柄の中に、省エネ機器の購入、不要な電気は切る、資源とゴミを分ける等があるが、食料品の買い方も、「輸入品をなるべく買わない」、「地元か、近くの産地を選ぶ」というように心がければ、輸送から排出されるCO2の量を減らすことができる。これは、地球にやさしい食料品の買い方だ。皆が実行すれば、日本の食料自給率も上昇に転じ、世界食料危機の不安も緩和していく。

「ナルおじさんの地球にやさしいってなあに!」というHPでも紹介しています。

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