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2009/04/06地球の奥深いところで感じたこと
電気を使うすべての人が知っておくべきこと。それはわが国のエネルギー自給率はわずか4%であり、その約3分の1は原子力発電でつくられています。原子力発電は発電時にCO2を出さないのは利点と思いますが、使用後に放射性の「電気のごみ」が残ってしまいます。これを今深い地中に眠らせる「地層処分」に、国をあげて取り組まれています。
私は、2009年2月28日?3月1日にその科学的な研究を行っている岐阜県にある東濃地科学センターの瑞浪超深地層研究所に行ってきました。これは「電気のごみ」を自らの問題として捉えて、学びあうワークショップセミナーが全国10箇所で開かれて、今回はその全国交流会にあたるものでした。(私の所属する元気ネットが中心となって行われました)

私が感動した体験は実際に地層処分の科学的研究用として垂直に300mまで掘られた直径6.5mの坑道をエレベータで200mまで降りたことです。(目標は
1000mまで彫掘るそうです。)上を見ても下を見ても暗黒の垂直トンネルの世界。そこに光を放つ物体が下から上へと通り過ぎていくエレベータを見ました。そこで地層に手を触れた瞬間に地球の地肌に触った感覚を覚えたのです。それは断層によって岩同士が摺り合って滑らかな粘土に変わったものでした。これが地層内に流れる地下水のダムになっていると聞きました。「生きているんだ」と感じました。
地上にあがると、太陽がまぶしく感じました。放射性廃棄物のことを改めて思うなり、私は何か安堵感を覚えました。それは地上でウランが原子力エネルギーとして人々を支え、その役目が終わると放射性廃棄物を溶けたガラスに混ぜて、ステンレス容器の中で固め、さらに鉄の容器に格納し、天然の粘土で覆い、深い地層の中の安定した岩盤の中で眠るのです。やっとウランは役目を終えて地球の地層に戻れて、原子力発電は温暖化防止に貢献していくんだという安堵感です。
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