とかちローカルサミットで出会った方からのお誘いで、2009年4月11日(土)開催、NPO法人ものづくり生命文明機構主催による第1回シンポジウム 「生命文明をいかに構築すべきか」に参加いたしました。その中で、国際科学振興財団理事大橋力先生(※参照1)の基本講演「拓かれたハイパーソニック・ワールド?生命文明の地平を展望する?」は今もなお、忘れられないお話でした。ぜひ、みなさんにお伝えしたいと思い、レポートにしてみました。
大橋力先生のお話では「音」が健康や思考に重要な関係があり、それは耳では聴こえない20キロヘルツ?100キロヘルツの超音波(ハイパーソニック・エフェクトと呼ぶ)が脳幹を活性化するのだそうです。活性化した脳幹は免疫、ホルモンの分泌をよくし、健康や思考にもよい影響を与えるというものでした。そういった音はジャングルの音やバリ島のガムラン音楽に豊富に含まれているそうで、まさに『音のビタミン』と表現されていました。特に私が関心を持ったのはそういった音が「カラダ」と「心」と「ふるまい」をよくし、自我→意識→感知→察知の能力が改善、向上するところです。
滋賀県彦根市の四番町スクエアでは街中に設置された40個のスピーカーからハイパーソニック・エフェクトを応用した音楽を流し「脳にやさしい街づくり」(※参照2)を試みています。多くの注目を集めている中で来場者からは「雰囲気がよくなった」「リラックスした」「ここにゆっくり居たいと感じた」「こういう雰囲気のなかで買い物をしたい」などの報告があったようです。
一方、コンクリートの中で発生する音域は20キロヘルツ以下だそうで、脳幹の活性化を抑制するようです。コンクリートの中でずーっと暮らすことはストレスやフラストレーションを受け、感知や察知能力が鈍り、健康や精神面に影響及ぼすということでした。
今回、ハイパーソニック・エフェクトについて学びましたが、コンクリートの中で思考するより、少しでも森や林、自然のある場所で過ごすことが重要だと思いました。ひょっとしたらこれは幸せを感じる秘訣であり、21世紀が現在のようなあくせくとした時代になったのは、コンクリートの建物に住むようになったことも要因の一つになっているのではないかと思いました。
※参照1:NPO法人ものづくり生命文明機構 「記事・論説」:
日刊工業新聞2008/6/19)に掲載された大橋理事の論文
「ハイパーソニック・エフェクト?社会インフラに展開を」
※参照2:彦根市商店街連盟:四番町スクエア
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「ハイパーソニック・エフェクト」との出会い
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