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  • 高尾山で山登り
  • 2009/08/24

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 私と小学5年生になる息子との共通の趣味は「登山」。息子が小さい頃には丘陵地を散策する程度だったが、ここ数年でグンと体力のついてきた息子に合わせて最近では低山ハイクを楽しむようになってきた。いつかは高い山に登りたいねと語りつつ、暫くは低山ハイクを繰り返すことによって、体力も歩く技術も少しずつステップアップしていこうではないかと思っている。
 先日も息子と二人で高尾山に山登りに出かけた。東京都心から1時間ほどで麓に到着する高尾山は、ミシュランの三ツ星観光地に選ばれたこともあって土日ともなると山頂は大賑わい。ケーブルカーを使えば山頂駅からものの40分程で頂上を踏むことが出来るとあって、登山というよりも散歩という感じの人たちが目立つ。中にはビーチサンダルで登ってきた人やハイヒールにスカートで山頂までやってきた若い女性の姿もあり、見ているだけでも怪我をしやしまいかと心配になってしまう。

 それでも緑の生い茂った研究路を、息子とふたりで話をしながら登るのは楽しい。朽ち果てた樹木を見ては、自然界の淘汰や植生について私の少ない知識を探し出して息子に語り、登山道の両側で枯れてしまった草木を見ては、人間が自然界に与えるインパクトの強さを親子で実感する。そんな時間を過ごせることがとても大切なことだなと、最近特に感じるようになった。

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 本やテレビで環境保護に関する知識を得ることも大切だと思うが、まずは実際に自然の恵みを肌で感じることが次代を担う子どもにとっては一番大切なことではないだろうか。広葉樹に囲まれた道に入ったときに気温がスーッと下がることや、沢のせせらぎが眠たくなるような音を放つことなどを体験として知ることによって、「これが無くなると嫌だな」と率直に思える心を育てる。それこそが"環境教育"の基本のひとつなのかなと、最近では考えるようになった。下山中にゴミを見つけたら、黙ってすっと拾うようになった息子。
そんな気持ちをこれからも育んでいきたい。

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この記事のレポーター
大津 昭宏さん

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