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エコレポート
  • 葦船づくり
  • 2009/09/02

昨年11月のレポートで、NPO法人アカルプロジェクト(旧NPO法人カムナプロジェクト)を紹介しました。主な活動は、水辺環境の浄化に役立つものの現代社会では用途が少なくなった葦を用い、子供たちと共に葦船を作成する「葦船学校」の開催です。今年度はすでに、横浜市、堺市、氷見市、安城/碧南市、仙台市などで開催しました。

作り方は、南米チチカカ湖の葦船(柔らかいトトラが材料)の建造技術が源流ですが、堅い葦に合わせてアレンジしています。葦は、なるべく開催地に身近な水辺から刈り取ります。材料の葦から小チョリソや芯チョリソという葦束のパーツを作成し、これから左右船体部(大チョリソ2本)、船骨(コラソン)、波除け2本を作ります。

船の組み立ては、大チョリソやコラソンをロープで交互に螺旋巻きにした後、絞っていきます。この時、大チョリソをゴロゴロ転がして円形断面にしたり、棒で船体を叩きながら綱引きをしてロープを絞めたり(写真1は今年8月8日の新潟市鳥屋野潟)、船首や船尾の形を整えるため、螺旋を絞める時に船体上で体重をかけてジャンプしたりなど、子供たちがはしゃぎ、大人たちがストレス発散する工程があります。
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ashibune1.JPG完成した葦船(写真2)は命名式の後乗船会を行います。船体は何回も乗船会を重ねるうちに内部が湿って腐食しますが、古くなった葦船は堆肥やパルプの他、花壇に転用することも可能です(写真3は堺市立神石小学校で、種を植えたばかりの頃)。
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ashibune2.JPG
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ashibune3.JPG 葦船を長持ちさせるにはメンテナンスが必要です。4月5日には、なにわの海の時空館の葦船の補修をしました。これは乗船用ではなく展示用ですが、船体をばらして再度組み立てることで、綺麗な形状に生まれ変わりました。お近くの方は、ぜひこの葦船をご覧ください。

この前日には、ある依頼に応じてミニ葦船を作成しました。脇に抱えられるサイズにもかかわらず、作成にかかる手間は通常サイズと同程度です。乗船はできませんが、なかなか味な雰囲気の仕上がりとなりました。

NPO法人アカルプロジェクト


この記事のレポーター
しんちゃん

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