企業や団体が環境活動を行う一方、学校における環境教育や大学・研究機関における環境教育の研究も行われている。その研究・実践を紹介する場として、日本理科教育学会全国大会が8月18日から2日間、宮城教育大学で開催された。理科教育を扱う最大級の学会であり、大学教員や大学生、大学院生、さらに現役の小・中学校、高校の教員が参加ならびに発表を行っていた。扱う分野は理科授業研究、理科教育課程、理科教育史など多種多様である。その中に環境教育に関する発表もあり、それらの発表をいくつか見ることができた。私が気になったものは、大学生のeco検定で出題された問題が学校教育で教えられているかを比較・検証した発表であった。eco検定が大人の中で広がっていくのに対し、学校に通う子どもたちがeco検定を合格して環境について興味を持ってもらうことがこの先必要となってくるだろう。しかし、eco検定で問われる内容は学校での理科、社会科、家庭科など教科の学習でカバーできる割合が高くないとの研究結果であった。
中学校で勤務したことがありますが、環境教育は単独の授業・教科で扱うのは難しく、横断的にした方が取り組みやすくなります。教育現場では環境教育の重要性を認識はしていますが、それに対応した授業の開発は始まったばかりです。これからの社会を担う子どもたちにも環境のことを考えてもらうためにも、環境教育の充実は急務になるでしょう。このような場所で情報交換をすることは、非常に有意義な時間となりました。
別の教室では理科教材の紹介がされており、学校で使う様々な実験・観察の器具が展示されていました。そこで気体濃度を測る「気体検知管」を使ってみた。空気100ml中の気体量を調べるもので、この時は二酸化炭素用であった。値がよくわかるので、日々の環境計量にも使いやすいなと思いました。夏休みの自由研究にも使えそうですね。
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