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エコレポート
  • 2009/10/06
    "森に溶け込んだ道路!?"
森に溶け込んだ道路.JPG

 横浜横須賀道路は、横浜市を基点として三浦半島の南北を結ぶ自動車専用道路です。
 今年3月の佐原IC~馬堀海岸ICの開通により、1979年の日野IC~朝比奈IC間の開通以来、約30年の歳月を経て全通しました。

 横浜横須賀道路は、これまで「自然にやさしい道づくり」を理念として、自然環境や生活環境を保全するために様々な工夫を施してきました。
その一例として、横浜市金沢区釜利谷地区にある横浜横須賀道路の橋と遮音壁が森に溶け込んでいる様子を紹介します。

 自然が豊かな地域の橋や遮音壁などは、周辺環境や風景と調和した色や景観に溶け込んだ目立たない色が望ましいとされています。
 また、自然に溶け込んだ塗装をすることは、周辺に生息する色彩に対する感知能力が優れた野鳥たちにもやさしいものと考えられます。
 釜利谷地区の橋や遮音壁の色の選定にあたり、(財)日本自然保護協会の先生にご相談させていただいた結果、この地域に多く自生している「シロダモ」の葉の色が沿道の景観によく調和しているため、橋桁や遮音壁の色を「シロダモ」の葉の色に最も近い「オリーブグリーン」にしました。
 私も周辺を良くドライブしますが、常緑・落葉樹に囲まれている同地域は、並行する鎌倉街道などから見ても、"四季折々"の緑を基調とした素晴らしい色合いを見せてくれます。

森に溶け込んだ道路2.JPG


 この取り組みは、1996年に (財)日本色彩研究所"公共の色彩を考える会"の「第12回公共の色彩賞」を受賞しています。
 森に道路が溶け込んだ色遣いを見にぜひ一度お出かけください。

イラスト出典:「郵便局フリーイラスト」

この記事のレポーター
岩崎 信治さん

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