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エコレポート
  • 2009/11/18
    生命を育む水の環境を守る試み
zenkokutaikai.jpg 11月11日、猪苗代町において、『きれいな水と美しい緑を取り戻す全国大会』が行われました。
 水環境保全を目的として様々な団体が活動を行っており、その活動を多くの人に知ってもらうのがコンセプト。 この日は3つの団体に功労者表彰をするとともに、その実践活動事例の発表もありました。
children_happyo.jpg 以前レポートで記述した猪苗代湖。
水質日本一からの転落を味わったことで、地元の子どもたちが再び日本一を奪還するために立ち上がりました。そして今回、学校の授業の一環として、猪苗代湖や流入河川の観察、水質調査、清掃活動を行ったり、水質浄化のための植物を育成、移植したりしたことが発表されました。発表の中で子どもたちは「今、自分たちでできることをして、もう一度きれいな猪苗代湖を見たい。」という思いを伝えていました。多くの人の協力の結果、少しずつ水質環境が改善されているとのこと。地道な活動が実を結び始めているようです。

 他にも湧水源や川の源流地に住む人々が、下流域の人にきれいな水を使ってほしいという願いから行っている保全管理の活動などが紹介されました。これらの活動に、企業や学校が積極的に関わっていく姿はすばらしいと思います。活動する人が今できることをすることこそ、環境保全の第一歩なのだと改めて実感しました。

kouen.jpg 会の最後は、私が一番楽しみにしていた俳優中本賢さんの講演でした。東海地方で放送されていたアウトドア番組で中本さんが川で遊ぶ様子を見て、川遊びって面白そうだなと思い、その後、私の教員時代に行った河川調査のノウハウは、ここから培った思いがあります。
 多摩川に住む奇形した魚の卵がかえっている事をきっかけに、多摩川の河川環境改善や周辺への河川教育に尽くすこととなった経緯についてのお話は、非常に楽しく聞くことができました。驚いたことに、中本さんが川遊びにはまったのは大人になってからで、子どもの時は川遊びをしたことがなかったそうです。また、今の子どもたちはカニを採るのにスプーンや箸を使おうとしたという話にも驚いてしまいました。

 川のある風景は未来に残さなければならないものです。そこを流れる水もきれいなままで保存していくことが、これからの私たちに課せられた宿題だと思います。

この記事のレポーター
濵田 貴志さん

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