写真2は今年1月18日、大阪府堺市の商業施設のアリオ鳳で行っ た、8管パンパイプ製作の葦笛教室です。参加者は、葦笛教室が目的で来た人ばかりではなく、たまたま買い物に来た人々の中で足をとめた親子たちもいます。

この日用いた材料は、長さの異なる8本の葦です。製作するのはドレミファソラシドの1オクターブの音域を持つものですが、長いものほど低い音が出ます。刈った葦をそのまま吹いても音は出ませんので、管の内部をヤスリで掃除して付着物を除きます。続いて管の一端をパテで塞ぎ、鉛筆のキャップや瓶の口を鳴らすのと同じ要領で試し吹きします。音が出ることを確認 したら、音程を仮チューニングします。
8本の管は、吹き口を揃えた上で、アイスクリームの棒2本で挟 み、輪ゴムでくくって固定します。自宅に持ち帰ってから輪ゴムの代わりにカラフルな糸で締めなおすことも可能です。
次の工程は、参加者が最も苦労する調律です。チューニングはパテの量や押し込み具合を調整することで行いますが、吹く角度や強さによって音程が変化するため、調律したつもりでいても、
演奏するとピッチがずれていることがよくあります。
最後に、完成したパンパイプ(写真3)を使って、誰でも知っている簡単な曲を全員で合奏して締めくくります。
