夏にヨシは成長を止め、晩秋には地上部が枯れて、広い鵜殿は一面薄茶色の風景が広がるようになります。ヨシ原を歩くと、ヨシの合間にオオヨシキリの巣や写真のようなカヤネズミの巣を見つけることができます。この季節は繁殖期が過ぎて放置された巣ばかりですが、そうでないときは巣に近づかないことが大切です。
今年1月23日には、いくつかの団体が集まり、ヨシ刈りのイベントが行われました。
ヨシの他の重要な用途としては、雅楽の篳篥(ひちりき)の蘆舌、すなわちリードがあげられます(写真)。
鵜殿産のヨシは特に上質で、昔は朝廷に献上されましたが、現在でも宮内庁楽部では鵜殿産のみを使用します。鵜殿が新名神高速道路の予定地となっているため、昨年は宮内庁楽部など雅楽関係者が中心となり、雅楽を守るための善処を関係機関に依頼する署名活動が行われました。
今年は2月21日(天候不順のときは3月14日)に、高槻の風物詩である鵜殿のヨシ原焼きが行われます。
これはヨシ原の保全や防火などを目的としたものです。その後すぐにヨシの新芽が地表に現れて、様々な希少植物も見られるようになり、鵜殿の新たな1年が始まります。
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