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エコレポート
  • 2010/02/28
    森と企業をつなぐ:森林資源を活用する
    ?後編:木をつかおう(間伐材)?

エコプロダクツ2009で開催された「しずおか森林CSRフォーラム2009 ?企業の森づくりのススメ?」(主催:静岡県県民部環境局環境ふれあい室、(社)静岡県緑化推進協会、運営:(社)日本環境教育フォーラム)からのレポート:後編をご紹介します。
前編:森をささえよう はこちら


後編:木をつかおう間伐材

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 企業等が紙をつかって、もりづくりを応援するのが「森の町内会」です。「環境NPOオフィス町内会」事務局代表の半谷栄寿さんが2005年から東京を中心とした企業を対象に行っている取り組みとして発表されました。
 この仕組みは、企業が普段使用する紙代に、間伐促進費(¥15/kg)が上乗せされた「間伐に寄与する紙」を使うことにより、間伐材が搬出され、森林の整備が促進されるという取り組みです。

 企業が使用する「間伐に寄与する紙」の重量は、森林組合が間伐し、製紙メーカーが受け入れる間伐材(乾燥チップ)の重量と等しく、これは1対1のクレジットであることを重視しています。間伐サポーター企業は東京を中心に2009年11月現在97社あり、間伐に寄与する紙の使用量は500t/年。岩手県岩泉町・葛巻町、青森県三沢市での間伐は40ha/年の実績を上げているとの報告でした。

 使用する流れとしては、企業が森林整備を促進し地球温暖化防止に貢献するために、この紙を指定して印刷会社で印刷物を製作します。製作した印刷物にはロゴマークを添付することができます。そして、購入した紙と同重量の木材が間伐され、搬出されます。

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 なお、半谷さんの発表後、静岡県環境ふれあい室の野地さんから、静岡県内森林の整備を目的として、同取り組みを、平成21年10月から「ふじのくに森の町内会」として開始したことが会場で発表されました。ふじのくに森の町内会では「間伐促進費」を「未利用材活用費」として、間伐に寄与する紙を取り扱います。事務局は(社)静岡県緑化推進協会内の「しずおか豊かな森づくり推進会議」が運営しています。また、「間伐に寄与する紙」の購入企業は、前述の「しずおか未来の森サポーター」企業として認定します。

 他にも「森林吸収源とカーボンオフセット」と題して、環境省地球環境局地球温暖化対策課の戸田英作市場メカニズム室長から、京都議定書に基づく森林吸収源対策や、国内のカーボンオフセットの取り組みであるJ-VER制度についての基調講演や、企業の森づくりの事例発表として、株式会社静岡第一テレビ、アサヒビール株式会社、住友林業株式会社の3社から自社の活動紹介がありました。

 今回のフォーラムに参加して、身近な印刷用紙から新しい環境貢献を生み出した「森の町内会」や企業の森林CSRである「しずおか未来の森サポーター」制度から、「ソーシャルパワー」に持続可能な社会をつくる企業との協働の大切さを学び、エコプロダクツにおいてその力を体感したのでした。

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写真提供:静岡県県民部環境局環境ふれあい室

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オニギリさん

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