
4月18日、日本青年会館にて行われた映画「降りてゆく生き方」
上映1周年記念特別企画 スペシャルトーク付きに行ってきましたので、以下レポートいたします。(写真:舞台挨拶)
この映画は、2008年の
とかちローカルサミットから話題になっていた武田鉄矢主演の作品で、エコに取り組んでいる人にはぜひ観て頂きたい映画です。タイトルがちょっと風変わりですが、そこには、幸せのために何かに登ってゆく生き方とは真逆の「降りてゆく生き方」、自然と社会・地域と共生していく生き方の中にこそ幸せがあるぞという思いがあります。
映画のストーリーは、新潟県を舞台に、過疎化したところに高速道路をつくる設定で、主人公・武田鉄矢が、その仕掛け人として登場します。現実には安心して生きていくにに金が必要といい、経済発展こそ地域の活性化に役立つという高速道路建設賛成派の人たちと、その道路建設によって消えていく生き物たち、自然や伝統を守ろうとする反対派の人たちの狭間に入っていった主人公が、問題を真摯に受け止めて、それを自分の生き方に反映させて、「降りてゆく生き方」を選んで行くというストーリーです。
周囲に変化を求めるのではなく、自分自身の変革として、日ごろの自分の行動と照らし合わせて観ることができます。

スペシャルトーク(写真)では、この映画のモデルになった人たちが登場しました。
まちづくりの達人として有名な清水義晴氏(元:博進堂代表取締役社長、現:えにし屋代表)は脳内出血で倒れ、車椅子の姿でしたが、「変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから始まる」と語られました。 「どんなことも一人から始まる。一人の思い、決心から始まる」、「よくなるために悪くなる」という言葉は、失敗や病気など悪いことが起きても、それは「よくなるために悪くなる」のだと解釈することで乗り越えていけるという勇気と元気を与えてくれました。
また、"奇跡のりんご"木村秋則氏の「生きているのは人間だけじゃない」という言葉は、つくられたすべてをまず観察し、その現実と共生していく姿勢を教えてくれました。
今回、トークや映画から感動と勇気と元気をたくさんもらいました。今後、エコ活動をする人たちにとっても有益な知恵がたくさんあると実感しました。観たいと思われる方は、上映企画を申し出て上映を実現することも可能とのことですので、エコイベントの際に呼び寄せるというのはいかがでしょうか。
この映画には人が出会い、つながり、交流することが、より多くの人の笑顔となり、まちを元気にするという願いがあります。
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