~自然の尊さを再認識し、低炭素社会の意識を高めるために~
地球温暖化の情報はニュースや新聞で得ることができ、日に日に深刻な状況になりつつあることを誰もが知っています。しかし、ニュースや新聞のみでは自然の尊さや地球環境の危機について実感を伴わず、単純に情報としてしか処理されていないのではないでしょうか。これでは事の深刻さに気づき、低炭素社会を形成するために精力的に取組むようにはなりません。
低炭素社会を実現するための活動には、省エネ製品を購入する、自然を利用したエネルギーを選択する、ビル・住宅のエコ化を選択、CO2削減につながる取組を応援する、地域で取組む温暖化防止活動に参加する等があります。ただし、そのいずれかを実践するためには、経済的、時間的、身体的な負担を強いられます。自然の尊さを知り環境問題の危機について実感を伴っていなければ、負担をしてでも積極的に取組むようにはならないのではないでしょうか。
低山のハイキングと
里地里山めぐりを提案
最近では若い世代の間でも山登りがブームとなっており、高尾山では連日多くの登山者で賑わっていると伺っています。きっかけは様々かもしれませんが、私は地球温暖化問題がここ数年間で広く知れ渡り、自然を大切にし、敬い、守ることの大切さを再認識する方々が徐々に増えてきたのではないかと考えています。
そこで、自然の尊さを知り自然と触れ合う機会の創出のために、誰でも気軽に実践でき、継続が可能で、経済的負担が小さく、里地里山の活性化が図れ、さらに体を動かして健康の増進が図れる方策として低山のハイキングと里地里山めぐりを提案したいと思います。
山登りは歩行時間や山の標高によってレベルが分けられています。低山のハイキングは概ね歩行時間が4時間程度で登山の標高差700mが目安とされています。しかしながら歩行時間が4時間以上になると楽しいと感じることよりも苦労する面が徐々に出始め、登り降りが主な目的になりがちになりますので、累積標高差が400~500m、コースタイムが2~3時間を目安にされることをお薦めします。この程度であれば体力的にゆとりができ、寄り道ができる時間の余裕もできます。
低山のハイキングではそのゆとりある時間を利用して、自然観察や山のふもとにある町や里地里山を散策することが可能になります。自然風景や樹木や草花を観察したり、鳥のさえずりを聴いたり、知らない町や里地里山を歩いたり、その土地の特徴を発見することは意外と楽しいものです。特に里地里山では人々の暮らしが多くの生き物たちと共生して営まれており、人々が自然体系に働きかけそれによって豊かな環境と多くの生き物が暮らすための空間が創り出されています。
環境教育の面から考えると、自然の尊さを知り自然と触れ合う機会として恰好の場所となることが期待できます。また、その土地の特産物を積極的に購入すれば、里地里山における経済の活性化が図れる側面もあるでしょう。
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今期のレポートでは、この「低山ハイキングと里地里山めぐりのすすめ」をテーマとし、わかりやすくレポートとしてまとめ報告していきたいと思います。

この記事を参照しているブログ一覧: 低山ハイキングと里地里山めぐり(序章)
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