あきたエコタウンセンターについては2度レポートしましたが、このたび同センターに秋田県やリサイクル関連企業でつくる北部エコタウン地域環境産業観光推進協議会の支援(製作費約39万円)を得て、地元の秋田県立小坂高等学校の電気部の生徒がパソコンの各部品に含まれる主な金属が分かる展示物「金属学習ボード・メタル君」(写真)を製作し展示した。
メタル君は、ノートパソコンを分解しハードディスクやキーボード、CPUなどの部品を縦1m、横1.9mのボードに取り付け、それぞれの部品に電球を設置。レアメタル7種類(パラジウム、チタン、ニッケル、インジウム、タンタル、クロム、アンチモン)、コモンメタル7種類(金、銀、銅、鉛、亜鉛、鉄、スズ、)、その他1種類(シリコン)がどの部品に使用されているか、知りたい金属のボタンを押すと部品のランプが点灯する仕組みで、金属リサイクルの意識向上など見学者に役立つことが期待されている。 今回学校を訪問し先生や電気部の生徒にお会いし、大変頑張っている様子を目の当たりにしたので、皆さんのECO活動の一端を紹介します。
「おもちゃの病院」・・・毎年保育園の子供達から壊れた電動玩具等を預かり、修理して返すボランティア活動。おもちゃのお医者さんと言われ大変喜ばれていると共に、物を大切に使う大切さを教えている。

「ワールド・ソーラーバイシクル」・・・毎年開催されている本大会に連続参加。大健闘し注目を浴びている。太陽電池や蓄電池を搭載した自転車で100Km(1周25Km*4周)を4人で走り時間を競うものと、太陽エネルギーだけで改造車を走らせ5時間以内の周回数を競う2種目に参加。現在自転車の製作に懸命であった。(写真)
「ドラエモン型ベルマーク回収箱」・・・ドラエモンの投入口にベルマークを入れるとセンサーが作動し、「ベルマークありがとう」と可愛い声でお礼を言う回収箱を製作し幼稚園に贈り幼児に夢を与え大変喜ばれている。
「小型家電を考える市民の会議」・・・平成20年東北経済産業局が東北6県から公募した、レアメタルを含む小型家電の回収体制やリサイクルを考えようという市民会議委員に、部長でもある田中君が日頃学んだ持論をもって応募し、15人の委員に高校生で唯1人選任され会議に臨んだ。
「高校生ものづくりコンテスト(県大会)」・・・昨年3月、電子回路組み立て部門で1年生コンビが優勝、第3位に輝き注目を得る。
学校としても、以下を始めとする地域に密着した教育を積極的に実践している。
・高齢者宅の除雪ボランティア
・電気工事士有資格者による高齢者宅の蛍光灯等の交換ボランティア
・学んだ知識・技術を活かした小中学校との交流指導
・七夕まつり参加
・ECO関連企業から講師を招いての学習、ロボット甲子園への参加
・国指定重要文化財でもある明治の芝居小屋「康楽館」での研究発表
しかし時代の趨勢とも言うべく学校の整理統合問題にも直面している。
私見ではありますが、このように特性を遺憾なく発揮している学校は内容をより充実させ、今後入学するであろう児童生徒に夢と希望を与えるべきと考える。
学校の歴史を述べてみると
大正 5年 4月10日 小坂町立小坂実科高等女学校設創立
昭和23年 4月 1日 小坂高等学校に改称
平成13年 4月 1日 環境技術科発足
平成18年 10月 創立90周年記念式典開催
現在に至っている。
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