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エコレポート
  • 続・京町家の生活から(2)
  • 2010/07/14


machiya5_a.jpg  6月12日、楽町楽家も終わりが近づいてきた。以前から楽しみにしていたのが、CHOBOの中村さんの家で開かれる「魔界怪談会」。 CHOBOのイベントには、番組に出演していただいてから度々参加している。
 会場となる町家は30年ほど空き家になっていたという長屋の一画を、今年改修したばかり。この企画のきっかけは、改装の段階では「人の住処じゃない」と言うほどの荒れようだったことから、「ここで幽霊の話でもしたら面白いのでは」と思いついたことだそうだ。
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 夕暮れ、高瀬川沿いの細い路地を通り抜けて会場に到着した。


 写真の通り、さすがは古都・京都、怪談にはピッタリの雰囲気だ。一階の二間を抜いて会場にしている。石灯籠のある坪庭が見え、蝋燭で照らされた室内は和風の情緒たっぷり。大通りから少し離れるだけで、全く違う空間が広がっている。街中に古さと新しさが混在する京都ならではだろう。虫除けには蚊取り線香、暑さをしのぐのに扇子を配るなど、CHOBOの皆さんは小物にも気を遣っている。

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 やがて続々とお客さんが集まり、怪談会が始まった。今回の語り手は「新耳袋」シリーズで有名な中山市朗先生と、関西で怪談ライブを数多く行っている怪談社の方々という豪華さ。路地から庭に湿った風が吹き抜け、蝋燭の明かりが揺らめく中、軽妙で臨場感あふれる語りに会場が引き込まれていく。(内容をご紹介できないのが残念)
 時に笑いが、時に悲鳴が上がりつつ、怪談会はあっという間に幕を閉じた。

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 辺りは昼間の熱気もいつの間にか消え、ひんやりとした空気が漂っている。エアコンに頼らず、明かりを落として怪談に興じながら夕涼みというのは、いかにも日本らしい夏の過ごし方だろう。エコといえばこれほどエコなことも少ないかも知れない。



この記事のレポーター
矢尾 誓之さん

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