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  • フランスのエコ事情...3
    "農業大国フランスにて"
  • 2010/07/22

農業大国フランス。
食料自給率は120%を超え、フランスの国土の半分は農地となっている。

france_eco31.jpgパリから郊外へ約15キロ。
そこにはもう、農地が広がります。

ヴェルサイユ近くにある"Gally農園"へ行ってきました。

ここは、広大な畑になっていて、旬のお野菜&フルーツ、お花など自然の恵みを実際に自分で農業体験をしながら収穫し、最後に計り売りをしてくれる農園です。
敷地内には、他にも動物と触れ合ったり、チーズ作り、パン作り、
そこで採れた果実から作るジャム作り、
それに、子供たち向けの環境教育を体験できる場所も設けられています。

週末には家族連れなどで大変賑わっています。

rance_eco32.jpgお野菜はどんな風に実っているの?
土の中なの?
茎の部分?
葉になってるのかな?

スーパーできれいに並んだお野菜しか観ていなかったら、どんな風に育って来たのか解らない。

これ、何?んだ!?
誰かの問いかけに、子供たちは
畑とじ?っとにらめっこ!

このお野菜はこんな風に生えてるんだね!!

そんな声も聞こえてきます。
自分の目で確かめて、触れて、味わって・・・
実際に畑に入ることで得られる"食育"の場となっています。

この近郊には他にもこの様な自分で収穫し、量り売りをしてくれる畑があります。
まさに、ここは"地産地消"でありながら"環境教育"の場でもあります。

また、生産農家とその近くに住む消費者とが契約を結ぶ提携システム、農業組織AMAP"農業を保持する会"として広がったNPO団体があります。
消費者は生産者に代金を前払いし、週に一度収穫物を採りに行く。
そうすることで、生産者は生産資金を確保でき、安心して生産を続ける事ができる。
そして、運送コストや運送距離に伴うCO削減にも繋がる。
このシステムを活用している人も多い様です。
北米のCSA(Community Supported Agriculture)と同様のシステムです。

生産者と消費者が顔を合わせ、コミュ二ケーションを大切にし、
その季節に採れ、太陽の恵みを浴び、たくさんの栄養を蓄えた、その時が最も美味しく実りをあげた旬の食材を、その土地で頂く、このシンプルなその形こそが"贅沢"。

france_eco33.jpg

どこにいても、どこで生活していても、
自然の恩恵と、人と人との繋がりに感謝しながら・・・。


CSA(Community Supported Agriculture)
昭和40年代に日本で始まった産消提携運動などに学んで北米に導入された、地域の農業を応援し、農村環境を保全しながら地域社会を維持しようとする運動。近年、日本の地域でこのCSA方式を逆輸入し、農業再生に取り組んでいる地域が広まっている。
この記事のレポーター
山本加奈子さん

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