2010年9月8日 夜11時過ぎに高橋さんから私の携帯に「河井さん、eco検定合格しました!」という知らせが飛び込みました。私もあたかも自分が合格した気持ちになり、飛び上がって、喜んでしまいました。 (全盲の受験者で過去に合格された人はまだいないと聞いていましたので、なおさら嬉しさがこみ上げてきました。)
高橋勇市さんは、高校時代に全盲となりましたが、現在、株式会社アイ・ティ・フロンティアにて企業内マッサージ師として活躍されている傍ら、マラソンランナーとしても活躍されています。
特に、2004年アテネパラリンピックでは、全盲ランナーの部で、金メダルを獲得されました。
私がeco検定受講者のための対策セミナーをやっていることを知っていた高橋さんから、「eco検定を受検してみたいが代読・代筆者が必要なので、是非河井さんお願いします。」との依頼が来ました。もちろん私は二つ返事で、了解いたしました。
彼は、エコ実践塾が行っている携帯サイトを音声変換し、猛勉強されていましたが、試験当日までの間で、私が合格した第4回の試験問題で音読練習を2度ほどしました。
試験当日、時間配分として1問1分として進め90分で一通り終えることが出来れば、後は見直し時間として、自信の無い問題を再度30分の間で行う予定としていました。 実際、すべての問題を一通り終えたのは90分でしたが、見直し問題が33問ほどあり、少しペースを速める必要があると高橋さんも認識し、私の読みかたを早めることとしました。
ところが15問ほど見直した時点で、残り10分ほどになってしまい、高橋さんも私もかなりあせっていました。
これは、見直し時に、回答修正があった場合1)解答用紙の修正と2)後で分かるように問題用紙への修正を繰り返していたため最初より時間がかかることが途中でわかりました。そのため、それ以降の問題で、回答訂正があった場合解答用紙のみを修正し、問題用紙はそのままにしました。
そのことが、高橋さんに心配をかけたことが後でわかりました。
高橋さんが、模範解答と問題用紙を照らし合わせたところ見直し訂正をしてもらったはずの5問ほどが、修正されていないためギリギリ不合格か?と心配されていたとのことです。
私には解答用紙にしっかりと訂正をした記憶がありましたので、安心してくださいと伝えていましたが、結果が出てこないと不安だったと思います。
全盲の方のマラソンでの伴走者は、走る道に障害物がどのようにあるかを正しく全盲ランナーに伝えることが任務ですが、私も今回代読・代筆を通じて、伴走者としての任務を体得できた気持ちです。この機会を与えていただいた高橋さんと東京商工会議所に感謝いたします。
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