エコユニットNow
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  • 2009/06/10
    「マテリアルリサイクル」更なる取り組みへ
    ~あっ!!いわいエコ((株)岩井化成)~

    リサイクル事業者として環境負荷を低減する継続的な活動をされているエコユニット「あっ!!いわいエコ」の代表、鈴木泰代さんに活動状況、現在の取り組みについて伺いました。

     

    ●「環境シンポジウム」を開催しました!

    昨年の7月12日に「環境シンポジウムinつくば」~地球環境の今と未来~開催し、リサイクルに高い志をもつ各界の有志たちが、それぞれの立場から成功した活動事例を発表しました。当日は200名以上の参加者が集まり、リサイクルの持続性の大切さを考えることができました。学生や主婦の方、環境に携わる仕事をされている方など、幅広い職種の方がリサイクルの実例の発表を真剣に聴かれていました。

    リサイクルをあきらめない気持ちを持つことが、成功のカギ

    第一部は、ヨーロッパおけるリサイクルビジネス・エコ意識、障害者の自立を成功させた福祉とリサイクル、廃ポリからオイルをつくる最新技術のリサイクル、レジ袋の回収市民参加のリサイクル、新聞梱包材の再資源化の成功、環境カウンセラーから見た持続可能なリサイクル、そして弊社の地域循環型リサイクルと盛りだくさんのテーマでした。各発表者の熱い思いが伝わり、リサイクルをあきらめない気持ちを持つことが、成功のカギであることが感じられました。
    第二部では、筑波大学の林教授の講演を聴き、地球温暖化が確実に農業に影響を及ぼしている現状を知りました。集まったすべての人が、地球の未来を考えた環境意識をもつことの意味を感じ取っていたと思います。『できることからはじめよう』が合言葉です。

     

    ●植樹祭~ダイレクトカーボンオフセットへの取り組み

    ※ダイレクトカーボンオフセット:CO2を排出した企業自らが、植林や森林整備などを展開してカーボンオフセットを行うこと。
    去る3月26日に末に筑波山麓で製造時に発生したCO2を吸収するための「清風の森」植樹祭を行いました。今回は、1haの土地に、ならの木1500本、桜の木80本を植樹しましたが、今後5年以内に植樹数を増やし6haまで拡大しようと思っています。
    弊社で製造している農業用ハウスの廃ポリをリサイクルしたごみ袋「農強ダストパック」はバージン原料を使ったごみ袋の製造に比べるとCO2の排出量が、65%少ないことがLCAの算出で分かりました。この製品は日本で集め作られたものです。
    今回の植樹は、「農強ダストパック」を購入した人が、茨城の森で、目で見て確認できるカーボンオフセットです。このような“ダイレクトカーボンオフセット”により茨城県の森林の育成に貢献し、地域のリサイクルに根付いて行きたいと思っています。

     

    あっ!!いわいエコ
    (株式会社岩井化成)

    所在地:茨城県坂東市/エコユニット構成人数:5名

     

    主な取り組み・活動

    国内で排出される廃ポリエチレンを国内で再利用する循環型システムの構築

    1. 企業からでた廃ポリエチレンを、ごみではなく資源として回収。再資源商品化し、その企業で使うポリ袋として提供し、目に見える形のマテリアルリサイクルを構築。
    2. 使用済みの農業用ポリエチレンハウスを再生原料に戻し、地域で出たごみは、その地域で再利用できるごみ袋を作成。山形の寒河江地区で採用され市民が使用している。

    「マテリアルリサイクル」という仕組みが整い、排出物の回収から再資源化商品の提供の「環」が出来上がると、継続した活動を行うことができ、ビジネスとして成り立ち現在に至っている。また、街からでた容器包装のごみもリサイクルが可能であり、徹底した分別をすることで、市民が使う自治体のごみ袋を作ることができる。こうした市民参加型かつ身近な取り組みは、環境意識を高める効果があり、地域循環型システムを提案し活動を広げている。
    社内では、エコピープルへのチャレンジを促進し、現状の環境を把握し、意識を高めて行くことの重要性を訴えている。

     

    この記事のユニット
    あっ!!いわいエコ